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​フォレストエンジニアリング製強化ヘッドガスケットについて!

​フォレストエンジニアリングオリジナル製品第一弾となった K6A強化ヘッドガスケット なぜ、ヘッドガスケットを作ったのか 理由はいろいろ有りますが大きくまとめると、自分の理想形のガスケットが無かったからです。

 無いものは作るしかありません。

 純正がメタルガスケットだから大丈夫じゃないの?と思う方も いらっしゃるでしょうが まず、純正では設定される許容幅が 強化ヘッドガスケットと一般的に呼ばれる物とは 異なります

 では、何が違うか

まず設計段階の ビード部にかかる圧力が違います

これが言わずとしれた純正ガスケットです。

 純正としては出来がいいと思います♪

しかし、純正の許容範囲でそれに合わせ 適切に作られている形で ビード幅も広く表面裏面ともに凹形状のビード 後程解説しますが この形状の利点は、、、

 言葉で表現するより 図解のほうが分かりやすいので 社長さんにお願いしまして 送って戴きました

はい、一目瞭然。社長!ありがとうございます。

 つまり、純正ガスケットの場合無難に 燃焼室に一番近い部分で止める考えで 且つ 面精度が少し悪い状態でも止められる柔軟性を兼ね備えています。これはイメージではなく、お願いして解析していただきました。 コーティングもフォレスト製のコーティングより厚めになっており 純正としての役割を最大限に果たしていると考えます!

 純正ガスケット凄い♪

 物作りだけでは有りませんが 純正ダメ!で片づけるのではなく しっかり意図を汲み取る必要があります

しっかり考えましょう♪

​ それでは、次です

 先に理を入れておきますが、個人的にこのメーカーは好きで 素晴らしいものもあるので大変お世話になっている という事を前提にご覧ください 

これは、その某大手メーカーのヘッドガスケットですが

 表面が凹 裏面が凸になってます。

おや、先ほどの表を見ましょう。表面は良いですが裏面は鉄に向かない形状になってます

 絶対に駄目だという事はありませんが、相性が良いというわけではない という事

間違いなく相性の良いほうが、燃焼圧力を確実にシールすることが可能です

 これが、問題の裏面です。旧メーカー時代は フォレスト製と同じだっただけに残念でなりません。

 担当者が変わったのか、メーカーを変えたのか知りませんがそうなってしまったものは 仕方ありません

​ 何故、凸形状が鉄に向かないのか それは素材の硬さがポイントで 圧力分布を見ていただいて 考えていただければと思います

これで満足出来ない理由が、お分かり頂けたでしょうか

ガスケット講座になりましたが

​フォレストエンジニアリング製ガスケットの説明に進みましょう

 写真はフォレストエンジニアリング製720cc用のガスケットですが、アルミであるヘッドガスケット面に凸、鉄であるライナー面に凹 相性の良い者同士を組み合わせています。

 ここまで理解していただけると 純正と同じように凹凹でいいのではないかと 思われるでしょうが

78点!

 アルミ面は凹が良いんです

 不思議だと思いませんか? そんなに凹が良いなら凸は作る必要が有りません

​ アルミは鉄に比べて柔らかい素材ですので、凸の利点が生きるのです

 もっと詳しく言えば 素材 コーティングなどが

他社とは異なりますが ここでは目に見える 確実に良い違いを説明致しました。

 ちなみにF6Aヘッドガスケットもこの考えが応用されている為 大変好評です♪

 また、お客様オリジナルの好きな厚みのガスケット製作を社長と交渉の末 なんと!一枚から可能としました

​少し割高になりますが 可能性が広がりますよ!

お問い合わせお待ちしております

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